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【SCH】回路図を描く手順について ~その2~ [Altium Designer 回路図エディタ]

最初から、リリース用の図面を描ければ良いのですが、そうもいきません。
まずは、未確定の部分を含めて描き始めましょう。
CADの良いところは、何度描き直しても紙面が汚れたり、破れたり、しわに為ったり、
手書きと違いやり直しが、楽にできます。以前の内容全てが無駄になる訳でもありません。

■ プロジェクトの作成と準備作業
 先ずは、新規プロジェクトを開き、適切な名前を付けて、適切なディレクトリに保存します。
 取りあえず回路図のみを描き始める準備をします。
 新規回路図を追加し、名前を付けて、保存します。必要であれば、テンプレートを指定します。
 次に、シートオプションを開き、図面上の設定(スペシャルストリング等)を行います。
 回路図が、複数枚必要なときはストレージマネージャでファイルをコピーして、
 ファイル名を変更し、既存ファイを開くで、プロジェクトに追加します。
 この方が、新規に設定するよりは、早く準備できます。

■ ライブラリの準備
 全てのライブラリを新規に作る場合は、プロジェクトに新規ライブラリファイルを追加します。
 マイライブラリファイルを使う場合は、それをプロジェクトに追加します。
 または、システムにインストールしておきます。(DXP>プリファレンス>System-Installed Libraries)
 必要なライブラリを付属のものやTechLIB-SCHから、探し、ファイルにコピーします。
 また、ライブラリに必要な変更やモードの追加をします。

 データベースライブラリを使う場合は、
 データベースライブラリから直接ライブラリをコピーすることは出来ません。
 必要なライブラリ全てをを一端シートに配置し、プロジェクトライブラリを作成します。
 それの内容を、マイライブラリ等にコピーしてから使うと、検索が容易に出来ます。

■ 回路図のリサイクルとデバイスシート
 過去の図面やデバイスシートで、利用可能なものをコピー/配置します。
 デジグネータ(諸元番号)は、全てリセットします。
 新規設計の部分をどんどん追加・作図していきましょう。

 ~続く~

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