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【SCH】Protel フォーマットのネットリスト書式 [Altium Designer 回路図エディタ]

出力されるネットリストは、全てASCII テキスト形式です。
従って汎用のテキストエディターで内容を確認することができます。

■ Protel フォーマット
ネットリストの内容は部品情報と接続情報の2つのセクションに分れており、
のセクションに分れており、最初に部品情報、その次に接続情報が記述されます。
部品情報は[ ]、接続情報は( )で区別されています。

下記に示すのが、Protel フォーマット ネットリストです。
---------------------------------------------------------------
[         部品情報記述の開始
U8        部品番号(Designator)
DIP6      PCBパッケージ情報(FootPrint)です。
74LS38     部品名、値 (PartType)
(空白行)    3 行の余白
(空白行)
(空白行)
]         部品情報記述の終了
         次に接続情報のセクションが続きます
(         接続情報記述の開始
CLK      ネット名です。回路図上でネットラベルが指定されていない場合は
         自動で、Net U8-3 などの様にデジグネータ-ピン番号の名前が付けられます。
U8-3      接続されている部品番号とそのピン番号。
J2-1       2 番目の部品番号とそのピン番号
U5-5      その他の部品番号とそのピン番号
)         接続情報記述の終了
---------------------------------------------------------------
古いマニュアルより抜粋

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【SCH】ポートと クロスリファレンスについて [Altium Designer 回路図エディタ]

■ ポート
名前の一致したポート間をネット接続します。
ネットラベルと似ていますが、ポートは単純な接続ではありません。
ラベルと違い、入出力の属性やパラメータなどの電気的な属性も持っています。
単なる接続ではなく、信号源としての機能も有ります。

シート内で、同じ名前で、同じ電気的属性のポートが存在すると、
NET contain multiple Ports というエラーになります。
シート内の接続には、ネットラベルを使ったほうが、余計なエラーを招かないで済みます。

■ ポート クロスリファレンス
ポートの接続先を表示する機能が、ポートクロスリファレンスです。
Compile Document に相当する操作を行った後に、
[Report] > Port Cross Reference > Add To Project を実行してください。
接続先の回路図シート名と接続点の座標値が表示されます。
この接続先情報は、ポートプロパティのパラメータに”CrossRef”という名前で追加されます。
編集も可能ですので、必要に応じて個別に表示・非表示や内容を変更することができます。

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【SCH】バス接続について [Altium Designer 回路図エディタ]

■ バス と バスエントリ
バス(Bus)は、一括接続するのに便利機能で、古くから存在する機能です。
ネット識別子(ネットラベル)の無いバス自体には、接続機能が有りません。
また、バスにはワイヤを直接接続することはできません、必ずバスエントリを使い、バスとワイヤを接続します。

● グラフィカルなバス接続
シート内では、バスそのものにラベルが無くても、同じ名前のラベル同士は接続されます。
この時、バスは本来のバス接続機能は有効でなく、ラベルに接続であり、バスはグラフィカルに存在しています。

● ロジカルなバス接続
正しいネット識別子(バスにまとめるすべてのネットは同じプリフィックスを持ち、
数字のサフィックスが付けられたもの)が、付けられたバスは、ポートを付加することにより、
複数のシート間で、接続できます。
正しいネット識別子が付加されたバスはロジカルなバス接続が可能に為ります。
データバスやアドレスバスを能率よくスッキリと接続するのに便利です。

コントロールバスやラベルがバラバラの信号を束ねるのは、シグナルハーネスを使います。

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