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■ワークスペースパネルについて [Altium Designer]

■ワークスペースパネルについて

メニューから、表示(V) > ワークスペースパネル(W)でカテゴリ表示

以下の様なワークスペースパネルがカテゴリ毎に用意されています。
必要に応じて参照し作業の能率を向上させて下さい。

◆Design Compailer
・Differences
・Compile Error
・コンパイル済みオブジェクト デバッカ
・Navigator

◆Help
・ショートカット

◆Instruments
・Instruments_Rack-Nanoboard Controller
・Instruments_Rack-Soft_Devices
・Instruments_Rack-Hard_Devices

◆System
・クリップボード
・お気に入り
・ライブラリ
・Message
・Files
・アウトプット
・スニペット
・ストレージマネージャ
・サプライヤー検索
・To-Do
・Vaults
・Projects

◆Other
・OpenBus パレット

◆SCH(Library Editor)
・SCHLIB Library
・SCHLIB Inspector
・SCHLIB Filter
・SCH Library

◆SCH(Schematic Editor)
・SCH Filter
・SCH List
・シート
・SCH Inspector


必要なパネルはワーキングスペースの枠に配置して何時でも使える様にして於くと何時でも便利に使えます。
できれば、確認用の専用モニタが有ると非常に効率が良くなります。
また、レイアウトに名前を付け保存しておくと呼出す事ができます。
以上

ライブラリのダウンロードには、ユーザー登録が必要です。(有料)
LiveComponent Webサイト ユーザ登録 についを参照してください。
http://www.techweb.co.jp/Liveparts/JoinUs.html
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当ブログは、オルグシステムズ プロテル販売 サポートグループが運営しています。
ブログ内容や製品についてのご質問、ご要望、お問い合わせ、誤記のご指摘等は、
http://www.techweb.co.jp/ORG_Systems/
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■サプライヤー検索とサプライヤーリンク [Altium Designer]

■サプライヤー検索とサプライヤーリンク

リアルタイムで、サプライヤーのデータベースにアクセスし、
サプライヤーの在庫状況や単価に加え製品概要やデータシートまで
取得・参照できる強力な機能です。

現在のAD14.3で利用できるサプライヤーは、以下の通りです。

・Allied ---http://ex-en.alliedelec.com/
・Arrow ---http://www.arrow.com/
・Digi-Key ---http://www.digikey.com/ (日本語サイト有)
・Farnell ---http://uk.farnell.com/
・Future Electronics ---http://www.futureelectronics.co.jp/
・Newark ---http://www.newark.com/
・Mouser ---http://jp.mouser.com/ (日本語サイト有)
・RS-Components ---http://rs-components.jp/ (日本語サイト有)
・TME ---http://www.tme.eu/

利用するには、ユーザーIDとパスワードや言語を設定します。
必須では有りません。
該当部品の情報やデータシート、在庫の状況や単価が把握できます。
サプライヤーへのリンクや必要な情報を、
コンポーネントのパラメータに取り込むこともでき非常に便利です。

現物部品の管理やコンポーネントの管理にどの様な手法を利用するかはユーザ次第です。
なるべく効率の良い組み合わせを見出してください。
設計時のデータを参照するだけでなく、現品手配時に参考になる
強力で便利な機能ですので、リンクは極力埋め込んでおきましょう。

サプライヤーリンクは、
ライブラリコンポーネントとの作成時が最良のタイミングですが、
回路図の作成・変更修正時や改版時など回路図のメンテナンス時、
何時でも組込むことができます。
代替品の指定や手配先の選考・詳細型名の指定等、部品手配時に
忙しい開発・設計者の手間を省きます。

コンポーネントをシートに配置後、右クリックしコンテキストを表示します。
表示されたメニュー中からサプライヤーリンクをクリックします。
[Supplier LinkS for U?]の様なダイアログが表示されます。

最初の段階では、設定は有りませんので、内容は空白です。
ダイアログ内の追加ボタンをクリックします、
[サプライヤーリンクの追加]ダイアログが表示され、キーワードに右クリックしたコンポーネントの
名称(Comment)が代入されていますので、検索ボタンをクリックし情報を取得します。
検索の結果の候補が、上段に表示されます。
希望の候補をクリックすると、下段に画像と製品概要や単価が表示されます。
この時、右クリックでデータシートを参照出来るので、選択時の参考資料を即確認できます。
選択が確定したなら、OKボタンをクリックし、[Supplier LinkS for U?]のダイアログに戻ります。
上記の作業を繰り返すと、複数の候補を選択して於くことが出来ます。データが最も充実しているのは、Digi-Keyの様です。
Digi-Keyは、データも日本語で取得することができます。
日本でお馴染みのRS-Componentsもサプライヤーに参加しています。
また、サプライヤーの中には、検索データの提供だけでなく、
回路図等のデータを提供している会社もあります。

以上


Altium Designerのお得なキャンペーン情報は、
 http://www.techweb.co.jp/ORG_Systems/AD_Campaign.html
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回路設計・基板設計の工程について [Altium Designer]

回路設計・基板設計の工程について

既に回路の仕様・内容が略確定し、基本的な部品が決まっているのものとします。
当然のことながら、回路の変更、部品の変更は随時発生するものとします。
使用される部品が確定している事が重要です。
特にキーデバイスの変更は、全ての工程に悪影響を与えます。
この行為は、回路設計技術者のレベルの低さを露呈してしまいます。
部品の選択は、事前に熟慮しておく必要があります。

CADツールのすべての機能を覚える必要はありません。
CADツールには多くのコマンドと設定項目が用意されていますが、
これらを全部覚える必要はありません。
当初は必要最小限のコマンドを使い、基本的な操作に慣れるように作業をします。
小規模な設計の件数をこなす
大規模な基板でも小規模な基板でも、設計手順はほぼ変わりません。
大小に関わらず基板の設計をできるだけ多くの回数こなし、
一連の設計手順に慣れる事が大切です。

A.SCH 回路図作成手順

 1. 図面構成と図面枠、用紙サイズの指定

  ・図面サイズに入るように回路の分割方を決定する。
  ・図面をフラットにするか、階層化にするかを決定する。
  ・用紙サイズの決定とテンプレートの指定。
  これらは、作図途中で変更できるので、あまり気にしなくても良い。

 2. コンポーネントの収集と作成
  ・既にあるライブラリから必要なコンポーネントを
一時的なMyライブラリにコピーする。
  ・不足のコンポーネントは、ライブラリエディタで作成する。
   これらの作業は、作図しながらでも可能なので、随時行う。

 3. 回路の作図
  ・部品の配置
  ・ワイヤリング作業
  ・必要ならアノテーションを行い、デジグネータを決定する。
  中心になる部品や回路を最初に配置したほうが描き易い。

 4. コンパイルとエラー修正
  ・意識的にコンパイルし、ワーニング・エラーを確認し
   必要な修正を行い、またコンパイルしエラーを皆無にします。
   ワーニングは、無視できるか確認し、必要なら修正します。

 5. データの出力と出図作業
  ・部品表を出図先毎にテンプレートを使ってを出力します。
  ・この時に、部品点数とピンの数を把握しておきます。
  ・回路設計者が必要と思うレイアウトや取付け位置を指定。


B.PCB プリント基板設計手順

 1. DRC設定と外形作成
  ・マスターテンプレートを利用し、必要な制約をDRCに追加する。
  ・仕様に基づき外形・取付穴、配線禁止領域等を指定します。

 2. コンポーネントの収集と作成
  ・フットプリントマネージャを使いフットプリントを選択。
  ・必要な不足フットプリントを新規に作り割りづける。

 3. 部品の配置
  ・SCHエディタからPCBのアップデートを実行しフットプリント、
   接続情報を受け渡す。ネットリストは不要。
   このコマンドを実行すると回路図とプリント基板はリンクされ
   指定フットプリントが基板外形外に配置されると同時に
   ラッツネットが表示され配置・配線の準備が完了する。
  ここまでの作業は回路図のみのバージョンでも操作可能である。

 4. 配線作業
  ・基本はマニュアル配線。
  ・プレーン、ベタ配置
  DRCは、リアルタイムで実施します。エラーは後に持越さない。
  最後にDRCを実施するのは昔の話です。修正が大変です。

 5. コンパイルとエラー修正
  ・確認できていないエラーを検出し修正、整合性を確認。
  ・回路図にバックアノテート(回路図のアップデート)する。

 6. CAM出力
  ・基板製造用データの出力
  ・基板実装用データの出力

 7. 3Dドキュメントの作成と確認
  ・必要に応じマニュアル用や保守用のドキュメントを出力する。

 Altium Designer15.1は、全ての工程をサポートします。
 複数エンジニアによる同時協業をサポートします。


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