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【SCH】出力可能ネットフォーマット [Altium Designer 回路図エディタ]

Altium Designer には、多種類のネットを出力できる機能が有ります。
Altium Designer 自体は、ネットを出力する事なく、コンパイラを使って、インターラクティブに
PCBエディタやシミュレータとの接続情報の受け渡しを行います。
Altium Designer の高機能なデザインエントリのみを使う場合は、ネットをリストを経由して
接続情報を次のステップに渡さなければ為りません。
標準化された、フォーマットが存在するのですが、普及はイマイチの状況です。
Altium Designer には、オリジナルを含め23種類のフォーマットが出力可能です。

 Cadnetix ----- キャドネティクス
 Calay ----- カーレイ
 EDIF for PCB
 EESof
 Intergraph ----- インターグラフ
 Menter BoardStation ----- メンター ボードステーション
 MultiWire ----- マルチワイヤー
 CrCAD/PCB2 ----- オアキャド
 PADS ----- パッズ
 Pcad for PCB
 PCAD ----- ピーキャド
 PCADnlt
 Protel2
 Protel ----- プロテル
 Racal
 RINF
 SciCards ----- サイカーズ
 Tango ----- タンゴ
 Telesis ----- テレシス
 Verilog File ----- ベリログ
 VHDL File
 Wire File
 Xspice

しかし、これらのフォーマットの中には日本のEDAメーカーのオリジナルフォーマットは、
含まれておらず、基板設計会社に外注するときには、Calayフォーマット等を使って
接続情報を伝えています。基板設計会社は、それをネット変換ツールを使って変換し、
専用CADで、基板設計を行っています。
基板設計完了後、逆ネットを出力し、ネット変換ツールで客先フォーマットに変換しています。
その変換されたネットをを使い、ネットコンペアを実施し、基板のチェックを行う訳です。
これらの作業を解決してくれるのが、ネット変換ツールです。
Altium Designer では、SCHエディタとPCBエディタの間はインターラクティブに移動することができ、
ネットを特に意識することなく設計を進めていく事が可能です。

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