SSブログ
Altium Designer 回路図エディタ ブログトップ
前の3件 | 次の3件

【SCH】パワーポートについて [Altium Designer 回路図エディタ]

■ パワーポート
標準で組込まれているシンボルは、電源用が4種類、グランド用が3種類です。
シンボルの横にある縦波線は、未接続を表すエラーマークです。
PowerPort.jpg
 上段左から、Circle --- Arrow --- Bar --- Wave
 下段左から、Power Ground --- Signal Ground --- Earth

ポートの名称と色は、自由に変更できます。 フォントはシートオプションに依存します。
絵柄の種類は少し貧弱ですが、これは編集する事ができません。
現実に使えるデザインの絵柄は、ArrowとBat程度ですから、
電源系は、Bar。グランド系は、Arrowとなり、区別はネットラベルで行います。
パワーオブジェクトの編集ができる様に、
昔から要望は出していますが、長年の間、未対応のままです。

絵柄だけなら、ライブラリコンポーネントでも可能ですが、
コンポーネントには、ネットラベルを埋め込むことができないので、お勧めではありません。
このコンポーネントを使った図面から出力されるネットは使えませんので、注意してください。

**************************************************
当ブログは、オルグシステムズ プロテル販売 サポートグループが運営しています。
ブログ内容や製品についてのご質問、ご要望、お問い合わせ、誤記のご指摘等は、
http://www.techweb.co.jp/ORG_Systems/
Contact us お問い合わせメニューから、メール等でお願い致します。
**************************************************
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

【SCH】部品の配置について [Altium Designer 回路図エディタ]

■ 部品の配置
部品配置の方法には、2種類あります。
一般的には、シートのライブラリパネルから、Place ボタンを押して配置します。
もう一つは、ライブラリエディタの、SCH Library パネルから配置ボタンを押して配置します。
結果は同じように部品配置の作業ができます。
違いは、配置前の作業状態が違います。
既にライブラリが存在する場合は、何れの方法も可能です。
制作していないライブラリや、修正するライブラリは、SCH Libraryパネルからも配置できます。

ライブラリパネルからの部品配置は、システムにインストールされているライブラリか、
開いているプロジェクトに含まれているライブラリに含まれる部品を選択できます。

ライブラリパネル上部にある、プルダウンボックスからライブラリファイルを選択し、
表示されたコンポーネントリストの中から部品を選択し、ライブラリパネル上部にある、
Place ボタンを押します。 シート上にドラッグされます。
ドラッグ中に、TABキーを押すと、部品のプロパティが表示され、編集可能に為ります。
クリックで、配置完了。
配置後は、ダブルクリックで、部品のプロパティが表示され、編集可能に為ります。
配置された部品を、選択状態にすると、インスペクタパネルに全ての属性が表示されます。
当然、インスペクタパネルでも編集が可能です。

**************************************************
当ブログは、オルグシステムズ プロテル販売 サポートグループが運営しています。
ブログ内容や製品についてのご質問、ご要望、お問い合わせ、誤記のご指摘等は、
http://www.techweb.co.jp/ORG_Systems/
Contact us お問い合わせメニューから、メール等でお願い致します。
**************************************************
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

【SCH】ジャンクションについて [Altium Designer 回路図エディタ]

■ ジャンクション(交点)
手書きの図面では、ジャンクションの書き忘れがたまに有りました。
ご愛嬌で護摩化した記憶もあります。頭を下げた記憶もあります。
手書きですから、当然マニュアルで書き込むわけですから、
抜けてしまうミスは発生する可能性は有ります。また、コピー時に擦れてしまう事もあります。
パソコンCADの導入で、ジャンクションは自動で発生するようになり、
ジャンクション抜けのトラブルは発生しなくなりました。
必要な時に、都度印刷する事により、コピーによる擦れも無くなりました。
オートジャンクションは、設計者にとって有効な機能と為り、意識することなく使われています。

しかし、ワイヤーによるクロスジャンクション(十字接続の部分のドット)は、少し厄介です。
この場所を、接続するのか?、接続しないのか?、設計者のみ知る
Protel時代は、ジャンクション部分で、端点を挿入することで接続されていましたが、
Altium Deshignerでは、同じ書き方をしても、Optimize Wires & Buses が有効になっていると
クロスポイントにジャンクションは自動発生しません。
ワイヤーの最適化機能は便利なのですが、
Optimize Wire and Buses のチェックボタンをはずすして最適化の機能を解除してしまう方が、
意図しないトラブルを回避できるように思われます。
もしくは、Convert Cross-Junctions 機能を有効にします。

詳細な解説は、アンビルコンサルティングが運営する、情報サイトを参照してください。
解り易く、図入りで解説しています。
■ アルティウムの情報箱
・ ジャンクションの恐怖
  http://jono.jp/altium/2005/12/post-23.html
・ 続ジャンクションの恐怖
  http://jono.jp/altium/2006/03/post-2.html

**************************************************
当ブログは、オルグシステムズ プロテル販売 サポートグループが運営しています。
ブログ内容や製品についてのご質問、ご要望、お問い合わせ、誤記のご指摘等は、
http://www.techweb.co.jp/ORG_Systems/
Contact us お問い合わせメニューから、メール等でお願い致します。
**************************************************
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事
前の3件 | 次の3件 Altium Designer 回路図エディタ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。